Advertisement第113回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

原著 | 383-399頁
小林 聡幸,斎藤 慎之介,須田 史朗,岡島 美朗,加藤 敏
疼痛性障害の入院治療例を難治例とみなして,10年間に自治医科大学附属病院精神科病棟にて疼痛性障害の治療を行った12症例(男性3名,女性9名)を検討した.精神医学的な背景からうつ病群2例,神経症群8例,その他群2例と分類した.神経症群の病像は大づかみに疼痛性障害には神経症とパーソナリティ障害の中間に位置する病理を背景にもつと推測された.
本特集では,「自殺ハイリスク者の支援について考える:ゲートキーパーがつないだ先の支援はどうなっているのか」というテーマのもと,各執筆者が,それぞれ「精神科診療所における自殺対策について」,「救命救急センターにおける自殺対策とソーシャルワーカーの支援の試み:地域連携・支援体制の構築を主軸に」,「救急告示病院と行政機関連携による自殺未遂者への相談支援」,そして「積極的かつ個別性の高いケース・マネージメント介入は自殺未遂者の自殺再企図を抑止する」のタイトルを掲げこの課題について論じた.
就労の希望を多くの人が持っている.これまでのエビデンスで効果があると推定されている支援方法が明確になっている.診察室の中で精神科医にできることは①どのような働き方(生き方)をしたいと思っているかを踏まえる,②精神障害についての心理教育,③雇用側・福祉側との緩やかなチームを形成する,④症状の悪化を仕事や生活の変化と結び付ける工夫などがある.
もっと見る:最新号目次
精神神経学雑誌表紙

最新号

2017年6月
特集:『自殺ハイリスク者の支援について考える―ゲートキーパーがつないだ先の支援はどうなっているのか―』
2015年1月号より紙雑誌は希望の方のみに郵送します。郵送希望の方はこちらから
Advertisement

ページの先頭へ

Copyright © The Japanese Society of Psychiatry and Neurology