Advertisement第118回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

精神医学のフロンティア | 593-600頁
足立 祥,德田 成美,島 正之
本研究では,妊娠初期の血清インスリン様成長因子1(IGF-1)値と産前および産後の抑うつ症状との関連を検討した.妊娠初期の血清IGF-1値は同時期の抑うつ症状とは関連がなかったが,産後1ヵ月の抑うつ症状は妊娠初期の血清IGF-1値が高い母親ほど発症率が低かった.妊娠初期の血清IGF-1値は,産後うつ病発症の予測因子となる可能性が示唆された.
原著 | 601-622頁
瀧井 正人,岸本 淳司,遠山 岳詩,海原 美香,須藤 信行,迎 伸彦
北九州医療刑務所にて治療した神経性やせ症(AN)女子受刑者100人を、矯正施設初回入所以前の摂食障害(ED)病歴および覚醒剤乱用歴の有無により分類し、それぞれ特徴的な病像が認められた。「ED病歴(+)覚醒剤歴(-)」群の大半は最も重篤な重症遷延性ANであり、EDとしての典型性からも3/4という数の多さからも、臨床的に最も重要な群であった。
特集 | 623-644頁
熊谷 晋一郎,杉浦 寛奈,北中 淳子
本特集では,「当事者視点の精神医学・精神医療に向けて―パラダイムシフト調査班報告―」というテーマのもと,「当事者研究と研究の共同創造」,「当事者の経験知を専門知と対等に扱う―精神科強制入院決定の患者の経験を知る協働質的研究を通じて考える―」,「主観性のテクノロジーとしての精神医学―医療人類学的視点―」について論じる.
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精神神経学雑誌表紙

最新号

2022年9月
特集:『当事者視点の精神医学・精神医療に向けて―パラダイムシフト調査班報告―』
2015年1月号より紙雑誌は希望の方のみに郵送します。郵送希望の方はこちらから
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