Advertisement第118回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

症例報告 | 225-232頁
笹林 大樹,古市 厚志,樋口 悠子,高橋 努,鈴木 道雄
継続・維持ECTは治療抵抗性の精神疾患における有効な維持療法の1つだが,施行間隔や継続期間の明確な基準は存在せず,治療効果や有害事象に関するエビデンスも十分ではない.我々は継続・維持ECTの終結とその後の臨床経過を観察できた2症例を経験した.継続・維持ECTの再導入も含めた維持療法を適切に行うことは長期的な転帰の改善に有用と考えられた.
22q11.2欠失症候群(以下,本疾患)は精神疾患の合併が多いことで知られている.本疾患は小児期での診断が理想的だが,現実には未診断のまま成人し,新たな精神病症状の出現で初めて診断される例が報告されている.精神科救急施設においても,先天奇形の既往があり,治療抵抗性統合失調症を疑う場合には,本疾患を鑑別することが望ましい.
特集 | 239-251頁
山口 成良,小島 卓也
本特集では,「金沢総会後50年―その後の学会の変革と将来への展望―」というテーマのもと,「金沢総会当日のこと」,「金沢総会後の学会の変革」について論じる.
ICD-11「精神,行動,神経発達の疾患」分類と病名の解説シリーズ:各論⑬ | 252-260頁
加藤 敏
ICD-11においてパーソナリティ症は,「自己機能」と「対人機能」の双方を指標に診断され,従来の下位分類は撤廃され,「非社会性」「制縛性」など5つのパーソナリティ特性および「ボーダーラインパターン」の特定用語から,個別のパーソナリティ症の特徴づけがなされる.抑うつ症や不安症などの病態をパーソナリティの側面からも把握する上で,臨床的に有意義である.
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最新号

2022年4月
特集:『金沢総会後50年―その後の学会の変革と将来への展望―』
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