Advertisement第114回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

総説 | 173-185頁
亀岡 智美,瀧野 揚三,野坂 祐子,岩切 昌宏,中村 有吾,加藤  寛
米国では,1990年代から,トラウマ関連障害に苦しむ人々に,再被害を与えることなく最良のサービスを提供する方策が模索された結果,支援にかかわるすべての人々が,トラウマの視点から統合されたサービスを提供する,トラウマインフォームドケアの概念が形づくられた.本稿ではその歴史的背景を概観し,わが国における今後の展開について考察した.
特集 | 186-220頁
松永 寿人,塩入 俊樹,大坪 天平,朝倉  聡
本特集では,「神経症性障害はどこまで薬物療法で治せるのか―その限界と多角的治療の実際,そして可能性―」というテーマのもと,「強迫症(OCD)に対する薬物療法の意義と限界,そして最適化に必要なこと―OCD患者の横断的・縦断的特性に関する多様性を中心に―」,「パニック症はどこまで薬物療法で治せるのか―その限界と多角的治療の現状,そして可能性―」,「全般不安症/全般性不安障害(GAD)はどこまで薬物療法で治せるのか」,「社交不安症はどこまで薬物療法で治せるか―その効果と限界―」について論じる.
第113回日本精神神経学会学術総会 教育講演 | 221-226頁
岡田 靖雄
日本では精神疾患患者は差別の対象とされてきている.その端的な表現は,精神科病床にしめる公的病床の寡少さである.つまり,国は精神疾患に対し十分な配慮をしてこなかった.優生保護法は精神疾患を主対象としてきて,精神疾患を排除するべきものとみてきた.1996年に優生保護法の優生条項がのぞかれて,母体保護法となった.しかし精神疾患差別の根はふかくのこっている.
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精神神経学雑誌表紙

最新号

2018年3月
特集:『神経症性障害はどこまで薬物療法で治せるのか―その限界と多角的治療の実際,そして可能性―』
2015年1月号より紙雑誌は希望の方のみに郵送します。郵送希望の方はこちらから
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