Advertisement第115回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

精神医学のフロンティア | 0251-0258頁
菅原 裕子,村田 唯,池亀 天平,嶋永 翔太,竹岡 優将,齋藤 竹生,池田 匡志,吉川 茜,西村 文親,河村 代志也,垣内 千尋,佐々木 司,岩田 仲生,橋本 衛,笠井 清登,加藤 忠史,文東 美紀,岩本 和也
統合失調症(SZ)と双極性障害(BD)は遺伝要因と環境要因を共有することが知られており,複雑な遺伝環境相互作用が発症に関与すると考えられている.本研究では、SZで行われた大規模なゲノムワイドメチル化関連解析で同定された候補領域について,BD試料を用いて検討を行った結果,SZとBDに共通のエピゲノム要因のほか,両疾患特有のエピゲノム要因が認められた.
原著 | 0259-0273頁
岩山 孝幸,松永 美希,鍋田 恭孝,片山 信吾
精神科外来に通院するうつ病患者を対象に,約2ヵ月の間隔で縦断的なNIRS測定を行った.非寛解群においてのみ,前頭極部領域の平均賦活量の上昇,および左側部領域の平均賦活量の低減との関連が示唆された.部分寛解群では,平均賦活量の変化との関連は見られなかった.結果,抑うつ症状の遷延に関連する前頭前野機能の変化をNIRSにより評価できる可能性が示唆された.
特集 | 0274-0305頁
和氣 大成,三村 將,渕野 勝弘,小川 朝生,田口 真源
本特集では,「認知症医療に求められる倫理」というテーマのもと,「アミロイドPET発症前診断の結果告知に関する倫理的問題」,「成年後見制度と意思決定支援に関する現状と課題」,「認知症のエンドオブライフ・ケア」,「認知症が進んだ段階の治療法の選択」について論じる.
第114回日本精神神経学会学術総会 教育講演 | 0306-0312頁
岡村 武彦
精神科医療におけるスポーツは,院内のレクリエーションスポーツからリカバリーを目指す地域主体の競技性を伴ったものへと移行しつつある.スポーツと精神症状や認知機能の改善,QOL・自尊感情の向上,自己管理能力の向上,再発・再燃の防止,就労,スティグマの軽減などとの関連が期待され、将来的にリカバリーを支援しうる可能性を秘めていると考えられる.
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精神神経学雑誌表紙

最新号

2019年4月
特集:『認知症医療に求められる倫理』
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