Advertisement第114回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

純音刺激の時間性変化MMNは統合失調症のtrait markerで,周波数変化MMNは統合失調症の進行性変化を反映するとされる.42名の統合失調症患者と74名の健常者を対象に脳磁計を用いて測定し,統合失調症患者で左右両半球の時間性変化MMNの振幅低下を見出した.時間性変化MMNがより鋭敏な生物学的指標であることを示唆しており,将来的な臨床診断補助技術としての応用が期待される.
特集 | 895-934頁
林 直樹,西園マーハ 文,松本 俊彦,池淵 恵美,鈴木 映二
本特集では,「さまざまな精神障害の『病識』をどのように治療に生かすか」というテーマのもと,「境界性パーソナリティ障害の病識もしくは疾病認識と精神科治療―当事者と治療スタッフはどうしたら協働できるか?―」,「摂食障害における病識と治療」,「物質依存症―否認の病の『病識』を治療に生かす―」,「統合失調症の『病識』をどのように治療に生かすか」,「双極性障害の病識と治療」について論じる.
第113回日本精神神経学会学術総会 教育講演 | 935-940頁
菊知 充,三邉 義雄
多様の高い自閉スペクトラム症(ASD)について,大脳生理学的に多様な特徴を把握し,客観的に分類していくことが必要である.これまでのASD者の脳画像研究は,成人期が対象で,幼児期以前の研究データは乏しかった.幼児にやさしい環境で脳活動測定を実現するために,幼児用MEG装置が開発された.この装置を用いたASDの多様性に関係する脳機能についても紹介する.
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精神神経学雑誌表紙

最新号

2017年12月
特集:『さまざまな精神障害の「病識」をどのように治療に生かすか』
2015年1月号より紙雑誌は希望の方のみに郵送します。郵送希望の方はこちらから
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