Advertisement第113回日本精神神経学会学術総会

掲載論文ハイライト

本稿は,Zen Buddhismの視点が精神療法に与える具体的で実践的な活力を,禅匠Thich Nhat Hanhの説くMindfulness practiceや鈴木大拙の著作を援用して概説したものである.Mindfulness practiceはセラピストの良い意図を実現するための具体的方法であると言うことが出来る.その実践は,終末期ケアや,精神科病棟スタッフのコンプライアンス向上に有用かもしれない.
特集 | 550-580頁
川村 諭,安川 節子,岡山 達志,田中 惠子,他
本特集では,「非定型精神病臨床・研究の最前線」というテーマのもと,「周期性精神病に対する女性ホルモン療法の奏効機転はどのように説明できるのか」,「急性精神病エピソードを繰り返す孔脳症の1例から非定型を考える」,「満田の非定型精神病に対する現代的解釈―非定型精神病と自己免疫性脳炎の類似性について―」,「抗NMDA受容体脳炎の臨床と病態」について論じる.
教育講演 | 581-586頁
大宮司 信
宗教から精神医学へという視点に立ち,救済という言葉の実体について考えた.例として挙げたドイツの悪魔憑きとその治癒は,個人の病気と快復がやがて神学・思想界に影響を与えた事件で,救済とは実体としてはこうした事態を示すと考える.宗教はこのような意味での救済を提供するが,精神医学は日々の生活への援助を提供しようとする役割を大事にすべきと考える.
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精神神経学雑誌表紙

最新号

2017年8月
特集:『非定型精神病臨床・研究の最前線』
2015年1月号より紙雑誌は希望の方のみに郵送します。郵送希望の方はこちらから
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