Advertisement第115回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第120巻第8号

※会員以外の方で全文の閲覧をご希望される場合は、「電子書籍」にてご購入いただけます。
連載 精神科多職種チームの協働
日本精神神経学会 多職種協働委員会 企画
第10回
チームに貢献するために多職種に理解してもらいたい管理栄養士の業務
西宮 弘之
公益財団法人積善会曽我病院栄養科科長
精神神経学雑誌 120: 713-721, 2018

 一般科においては多職種チームによる栄養介入は栄養サポートチーム(NST)加算の伸びとともに進んできている.精神科臨床においては肥満や痩せ・便秘・嚥下障害など栄養関連問題は多々存在するが,精神科では一般科に比べ管理栄養士の配置が少ないこと,また,包括病棟が多く入院栄養指導は算定できず外来指導のみであること,そして,NST加算は算定基準にはいっていないことなどから,管理栄養士による栄養介入は遅れていると言わざるを得ない.また,精神症状の治療が優先されることも避けられないことである.本稿では,管理栄養士の専門性や精神科臨床での役割などをまとめた.多職種の方々に管理栄養士のかかわれる業務を理解いただくことで新たに管理栄養士が役立てる業務の開拓につながり,精神科臨床チームにおける管理栄養士の役割の拡大に資することを期待するとともに,患者のQOL向上に寄与できることに期待したい.

索引用語:栄養指導, 栄養管理, 調理実習, 生活習慣病, 便秘>
Advertisement

ページの先頭へ

Copyright © The Japanese Society of Psychiatry and Neurology