Advertisement第120回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第118巻第4号

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特集 本学会の「沖縄精神科医療委員会」活動の検証―50年が経過して―
派遣医を受け入れた沖縄の当時の状況と現在
中山 勲1)2)
1)医療法人宇富屋玉木病院
2)沖縄県精神保健福祉協会
精神神経学雑誌 118: 232-235, 2016

 戦後の沖縄の著しく遅れた精神科医療を支援するために日本政府は精神科医を派遣することに決め,それに協力して医師を安定的に派遣するために日本精神神経学会に沖縄精神科医療協力委員会(のちに沖縄精神科医療委員会と名称を変更)が設置された.のべ83名の派遣医が沖縄の精神科医療の発展に尽力した功績は大きい.派遣医の一人だった島成郎は沖縄に居を定め,前後20年間にわたり精神科医療に従事し,沖縄の地域精神科医療の基礎を築き,ノーマライゼーションの実践に努めた.

索引用語:派遣医, 沖縄精神科医療協力委員会, 島成郎, 地域精神科医療, ノーマライゼーション>
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