Advertisement第120回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第119巻第10号

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特集 女性医師がよりよく活躍するには―現状の分析と課題―
女性医師の強みと経験を生かせるキャリア形成を考える
福田 正人1), 原田 明子2), 池淵 恵美3), 高橋 由美子1), 三浦 あやか1), 田川 みなみ1), 松川 幸英1)
1)群馬大学大学院医学系研究科神経精神医学
2)華蔵寺クリニック
3)帝京大学医学部精神神経科学
精神神経学雑誌 119: 766-772, 2017

 女性医師の活躍のためには,社会的な制度や職場の意識といった背景の整備が必要だが,同時にそれぞれの医師の工夫や努力や思いが大切である.精神医療は「究極のオーダーメイド医療」であり,精神科医は「personal support specialist」である.そうした姿勢を,当事者や家族についてだけでなく,身近な仲間にも向けることで「オーダーメイド・キャリア」を支援できる職場を実現することが,「イクボス」の役割である.自身のキャリアと思いを振り返る3人の女性精神科医による文章を紹介し,男女を問わずに人の成長と人生を支援することについて考えた.

索引用語:キャリア形成, オーダーメイド・キャリア, パーソナル・サポート・スペシャリスト,, 男女共同参画>
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