Advertisement第117回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第123巻第6号

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特集 同意取得が困難な事例を対象とした症例報告や研究における問題点と課題
司法精神医学における症例報告
村松 太郎
慶應義塾大学医学部精神・神経科
精神神経学雑誌 123: 326-332, 2021

 臨床医の主たる責務は患者に対するものであるが,鑑定医の主たる責務は社会に対するものである.鑑定医にはあくまでも公正中立が求められるから,精神鑑定は臨床医学とは異なる倫理空間のなかで進行する.そのため司法精神医学での症例報告においては,対象者からの同意取得は第一歩にすぎず,真実公開への希求と対象者を含む関係者保護のコンフリクトのなかでの意志決定が求められる.

索引用語:司法精神医学, 刑事精神鑑定, 症例報告, 倫理>
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