Advertisement第115回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第120巻第12号

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特集 統合失調症の身体合併症プロジェクト
統合失調症患者における糖脂質代謝異常に対する介入調査からみえてきたもの
菅原 典夫
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカルセンター情報管理・解析部
精神神経学雑誌 120: 1101-1107, 2018

 統合失調症の患者は一般人口に比べ約15年,平均余命が短く,心血管疾患による若年死亡が主たる原因になっている.肥満などを含む糖脂質代謝異常は,患者群における有病割合が高く,心血管疾患による死亡リスクを上昇させることも明らかにされており,余命延伸を目的とする介入の重要な標的であると考えられる.これまで統合失調症患者の肥満や糖脂質代謝異常について,薬物療法から非薬物療法までさまざまなアプローチで介入研究が実施されてきた.本稿ではこれらの先行研究について概説し,本邦における現状と介入研究の結果から浮かび上がる課題を考察する.

索引用語:統合失調症, 肥満, メタボリック症候群, 介入研究>
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