Advertisement第120回日本精神神経学会学術総会

論文抄録

第120巻第10号

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連載 精神科多職種チームの協働
日本精神神経学会 多職種協働委員会 企画
第13回
急性期総合病院における「言語聴覚士」の役割
金場 理恵
NTT東日本関東病院リハビリテーション科(言語聴覚士)
精神神経学雑誌 120: 942-949, 2018

 言語聴覚士(ST)はコミュニケーションや摂食嚥下に問題がある方に対し言語,発話,摂食嚥下の評価およびリハビリテーションを提供したり,聴覚障害の方に対して聴力検査や補聴器の調整や人工内耳のマッピングをしたり,小児に関しては言語発達を促進するような働きかけをしたりする.主な対象としては,脳卒中後の失語症や構音障害,聴覚障害,ことばの発達の遅れ,音声や構音の障害などが挙げられる.理学療法士や作業療法士と同様にリハビリテーションを担う職種であり,医療機関のほか,保健・福祉機関,教育機関などにおいて,対象者の生活の質を向上させることに寄与するべく努めている.

索引用語:言語聴覚士, 言語療法, 摂食嚥下障害, 高次脳機能障害, 失語症>
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